ご遺骨の粉骨について聞いてきました
本日はご遺骨の粉骨(パウダー)の話です。
先日、散骨業者さんのお話を聴く機会がございました。代表的なのは、お骨をパウダー状にして海洋に散骨するというあれですね。または、お墓の中が一杯になってしまった場合に、お骨の体積を少なくする。そんなことが出来るそうです。
我々もご納骨の際などは、お骨を取り扱わせていただく仕事なのですが、お骨をどうにかする(例えばパウダー状にする)ことなどはあまり経験のないもので、知らないことをたくさん教えていただきました。
「粉状遺骨」が一気にメジャーとなったのは、小平霊園樹林墓地の使用料で「粉状遺骨」が優遇を受けたあたりからでしょうか?まるで公の機関が「粉状」の遺骨を推奨しているかのようであり、その影響力は大きいものがあります。
もともと日本人の葬送は「土葬」→「火葬」と変化してきた経緯があります。思ったより伝統を重んじない国民性のため、次はもしかすると「火葬+粉砕」というのがすぐに一般化するのかもしれません。
大変合理的です。省スペースです。しかし、痛そう(痛いはずないですが・・・)。この葛藤とどう向き合うか、とても悩ましいのです。