今日は広島平和記念日
気がつけば八月も6日経ちました。
今日は広島平和記念日です。広島に原爆が落とされた日です。あの悲劇から今年で71回の原爆の日を迎えます。
小学生のころから、えぐい写真を見せられ、「あぁ戦争はやっちゃだめだ」と簡単に思うだけでした。
ところで皆さん、知っている方も多いと思いますが、佐々木禎子さんをご存じでしょうか?
禎子さんは2歳の時に原爆により被ばくし、原爆による白血病で10年の闘病後、わずか12歳という若さでこの世を去りました。
佐々木禎子さんの同級生らが募金を集めて作られた銅像だそうです。
小学生の時に社会科見学で広島の平和記念公園に行き、この話を聞かされましたが、つい先日ラジオで禎子さんの話が流れたときは、「自分の娘が同じ目に逢ってしまったら・・・」
と小学生の当時より、親となった今のほうが、戦争の惨さを思い知らされます。
今でもどこかでテロや戦争が毎日のように起き、児童が犠牲になったなどのニュースが絶えず流れます 。
テロや戦争は人間の欲で起きます。
弱い人が強い武器を求めるように、弱い国は核兵器を持ちたがります。
この平和記念公園が、いかに戦争が大きな悲劇を生むのかを世界発信していかなければなりません。
それともう一つ。
日本が今戦争をしない国になったのも、国の命令で戦争に行かされ、他国の兵士に殺されたり、見知らぬ土地で命を落とした何百万人もの日本兵がいる事実を忘れてはなりません。
お寺に行くと必ず、ご先祖様のお墓と並んで日本兵のお墓が何基か建っています。その石塔には
「昭和19年〇月、陸軍一等兵〇〇ハ愛スル家族3人ヲ残シ、インパール作戦ニオイテ、遠イビルマノ地ニテ戦死ス・・・享年二十六才」
とお墓に刻まれています。遠い国で命を落とし、ご遺体も見つからないまま、もちろんご遺骨もない日本兵のお墓です。日本兵のお墓をいろいろなところで見ますが、とにかく心が痛みます。しかしこういったお墓や石碑が建っていないと、後世に戦争の悲惨さは伝わりません。
日本の宗教は他国の宗教と違い、ご先祖様を敬う素晴らしい国です。
戦争の悲惨さを知ると同時に、今一度
今自分がここにいるのはご先祖様のおかげである
ことをもう一度思い、お盆をご先祖様とともに過ごしましょう。
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