寿陵と節税♪①
最近当社へ来店、またはネットからの問い合わせで多いのが「寿陵墓(じゅりょうぼ)」です。
ちなみに当社スタッフW さんの寿陵墓がこちら
ファイングレインという、黒の中で最高級の石種で、鏡のようにピカピカです(何もコーティングなどしてません)かっこいいですね!私も仏になったら、このような立派なお墓に入りたいです。
かすみ彫りという技術で字彫りをしています。この文字の色が元々の石の色なんです。磨くとこんなに黒光りするなんて凄いですよね。
どうしても私が映っちゃいます(^0^;)
今日は寿陵と節税のお話。
寿陵とは・・・
いわゆる生前墓、つまり簡単に言うと自分が死ぬ前にお墓を建てるということです。
は?そんなの縁起が悪い!そんな話は持ってこないでくれ!
と、言う方もいるかもしれません。
本来お墓を建てる事は、家を建てる事と同じくらい、お祝い事とされているのです。
仏教の教えでは・・・
「寿陵を行うことで、子孫繁栄、一族安泰をもたらし、長寿を約束される」
といわれ、大変めでたい事なのです。
仏教では主に、お墓が完成した後、開眼供養(浄土真宗では建碑式)と言って、土地の神様への感謝をして、お墓に魂を入れる儀式を行います。(最近では納骨と一緒にされる方が多いです)
神道では、竣工式と言って家を建て終わった時と同じく、神主様を呼んでお墓(奥津城といいます)を建ててくださった方、土地の神様にお礼をする儀式を行います。
なので、開眼法要や竣工式のときは白黒の不祝儀袋ではなく、紅白の水引の入った祝儀袋が望ましいそうです。
お墓は仏様が住む家と同じです。全くもって縁起の悪いことではありません。
自分の家は自分で決めたい!というのと同じように、自分のお墓は自分で決めるのが一番かもしれません。
ちなみに、聖徳太子や昭和天皇も生前に自分のお墓を作ったとされています。
また、寿陵の最大のメリットは・・・
節税です。
少し長くなるので、続きはまた次回にしましょう。