明治
大正
鞴(小)製作、鞴(大)製作
大正2年 鞴(小)製作 篠田 多三郎
鞴(ふいご)とは現代で言うと、「送風機」の役割をもった道具です。石を切る、彫る、削るための道具としてノミが必要です。
頑丈で強固な石に負けないよう、ノミを硬くするためには鍛冶屋の仕事が欠かせません。
鉄を焼くための火力を上げる道具として鞴を使っていました。大きさは幅50cm程度です。
日本の歴史
江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜が亡くなりました。
大正15年 鞴(大)製作 篠田 多三郎
大正2年に製作された鞴では、細いノミに使われていましたが、より効率よく石の加工をするために大きいノミを使うようになったため、鍛冶屋の仕事でもそれに合わせて大きい鞴が必要になりました。大きさは鞴(小)の倍の幅100cm。
日本の歴史
大正天皇がご崩御されました。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
創業者の篠田多三郎が山笠に多三郎の「タ」を入れたヤマタの商標が鞴(小)にも入っており、今でもユニフォームに使用しています。
鞴(大)には「埼玉県北葛飾郡彦成村大字番匠免」と記載されており、これが当時の地名でした。
昭和
揚水機場(八潮)
昭和4年5月 揚水機場(八潮) 篠田 喜作 八潮市鶴ケ曽根
耕地整理として水路を引く事業に篠田石材が携わりました。
耕地整理とは、在来の農地を区画整理して、用排水の利便性を向上させたり、通路を整備して目的の水田等に他の水田等を通らずに作業にいけるようにするためのものです。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
今では「潮止揚水機場記念ひろば」プレートが設置されており、八潮市立資料館にも耕地整理についての資料が残されています。
市助神社記念碑
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
記念碑に昭和7年10月に建立、先祖の多三郎の名前が彫ってあります。鞴を作り、篠田石材工業の商標を作った人です。
その他にも記念碑の裏に関わった人の名が彫られており、東京浅草元吉町、東京本所材町など遠方からの方々より支援をいただいたということも記載されていました。
独立
昭和24年 独立 篠田 又蔵
創業時の店の写真です。店の前には灯籠、石像が多く見られます。当時は墓石の仕事よりも建築に関わる石の仕事が多く、墓石はありませんでした。
七福神の布袋さんは今でも篠田石材の本店の入り口右側にあります。
日本の歴史
湯川秀樹が日本人初のノーベル物理学賞を受賞しました。
万葉集
昭和35年 万葉集 篠田 又蔵 三郷市早稲田
三郷市の歴史を語るには欠かせない記念碑です。
万葉集の「にほ鳥の葛飾早稲田を餐すともその愛しきを外に立てめやも」とあり、万葉集が編纂された8世紀頃は早稲田米の産地として知られていたようです。
日本の歴史
ローマオリンピックが開催されました。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
祖父にあたる篠田又蔵が作った記念碑です。
彦成小学校
昭和36年2月11日 彦成小学校 篠田 又蔵 三郷市彦倉
三郷市の中でも大きな記念碑の一つです。
表側には「頌勲碑」の文字とその下に「靖国の祈りをこめて空に散り水づき草むす殉忠のみたまをまつり併せては郷に還りて世に戦さあらしむるなと泰き国造りに励む郷友会と遺家族ともに心合わせて此の碑は建ちぬ」と彫られています。裏側には大東亜戦争での戦没者と会員(遺族)の名前が記されています。
昭和20年の大東亜戦争が終結後、17回忌に合わせて会員と遺族が建てたものと思われます。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
この記念碑に記されている「郷友会」は、番匠免地区にて春秋彼岸に迎摂院で今でも供養祭を行っています。
会社設立・法人登記
大経寺 墓地整理工事(八潮)
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
昭和56年から昭和58年までに中川沿いの各寺院ごとに墓地整理が行われておりました。
早稲田土地区画整理記念碑
昭和57年 早稲田土地区画整理記念碑 三郷市早稲田
昭和45年4月3日に区画整理事業の許可が降り、12年後の昭和57年10月に区画整理が完了した際に建てられたものです。昭和48年4月に武蔵野線が開通されており、それに合わせた区画整理、都市開発計画だったことがわかります。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
三郷市文化会館にこの記念碑があります。武蔵野線が通り、三郷駅ができた時期、早稲田地区は三郷市の経済の発展がスタートした場所でした。
三郷市民憲章寄贈 三郷ロータリクラブ
昭和58年 三郷市民憲章寄贈 三郷ロータリクラブ
三郷ロータリクラブの5周年、市制10周年と新庁舎落成に際して建てられた記念碑です。正面には三郷市民憲章彫られています。三郷市役所(入り口右手)にあります。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
43年前に建てられたもので、当時の三郷ロータリクラブの会員52人の名前が記されています。30年後の40周年(令和元年、2018年)の際も石像が寄贈されておりますので、この先の年代でご紹介します。
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
---|---|---|---|---|
昭和60年 | – | 八潮市南川崎 | 普門寺 中川改修工事に伴う移転 | – |
年号 | 昭和60年 |
---|---|
人物 | – |
設置場所 | 八潮市南川崎 |
写真 | – |
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
---|---|---|---|---|
昭和64年~平成元年 | – | – | 創業100年 | – |
年号 | 昭和64年~平成元年 |
---|---|
人物 | – |
設置場所 | – |
写真 | – |
日本の歴史
昭和天皇がご崩御されました。
平成
三郷ライオンズクラブ10周年記念
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
向かい合ったライオン像は「対話のライオン像」と言われ、話し合いによって地域活性に貢献しようという思いを込めて作られたものです。
迎攝院 鐘楼堂完成
平成元年11月 迎攝院 鐘楼堂完成 篠田 又蔵 三郷市番匠免
平成2年の開扉を記念して作られた鐘です。「伽藍安穏(清浄閑静、何事もなく穏やかなこと)」、「興隆仏法(仏法が盛んになること)」、「世界平和」、「万民豊楽(自然秩序や社会秩序の安定)」、「十方施主、二世安楽(全ての人のこの世と次の世の幸せを願う)」の祈願が記念碑に彫られています。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
建立した年の大晦日から鐘の音が響くようになり、現在も続いています。篠田又蔵氏がこの地域から平和と幸せが祈られるように作られた最後の仕事となりました。
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
---|---|---|---|---|
平成元年4月13日 | 2代 篠田 貢 | – | 初代 又蔵 逝去 | – |
年号 | 平成元年4月13日 |
---|---|
人物 | 2代 篠田 貢 |
設置場所 | – |
写真 | – |
草加神社 神標
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
「神標」とは家で言えば「表札」となります。
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
---|---|---|---|---|
平成6年 | – | 三郷市鷹野 | 円福寺墓地販売開始 | – |
年号 | 平成6年 |
---|---|
人物 | – |
設置場所 | 三郷市鷹野 |
写真 | – |
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
---|---|---|---|---|
平成7年 | – | 春日部市永沼 | かすかべ東霊園 参画 初の霊園参入 | – |
年号 | 平成7年 |
---|---|
人物 | – |
設置場所 | 春日部市永沼 |
写真 | – |
日本の歴史
阪神・淡路大震災が発生し、近畿圏の広域が大きな被害を受けました。
お墓デザインコンクールニューデザイン大賞受賞
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
施工主である宇賀さんよりコメントをいただきました。
「父の死去に伴い墓石を、と悩む中、世界のお墓といえば「エジプトのピラミッド」と気づき建立。墓誌は地球を表現。仕事柄、学校教育の国際親善に携わり、26か国以上を訪問。その意味でも世界地図を表現しました。」
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
---|---|---|---|---|
平成9年 | – | 八潮市八條 | 清勝院 中川改修工事に伴う移転 | – |
年号 | 平成9年 |
---|---|
人物 | – |
設置場所 | 八潮市八條 |
写真 | – |
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
---|---|---|---|---|
平成9年 | – | – | 2代目 貢 逝去 | – |
年号 | 平成9年 |
---|---|
人物 | – |
設置場所 | – |
写真 | – |
長沼白山神社
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
歴史ある神社の移転に携わらせていただけて光栄です。
三郷市制施工30周年記念タイムカプセル
平成14年 三郷市制施工30周年記念タイムカプセル
三郷市が市になって30周年の記念に三郷市の発展を祈って三郷市役所の南側にタイムカプセルを埋めました。50周年の年である2022年、80周年の2052年、100周年の2072年が開封年となります。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
タイムカプセルには当時の新聞やメッセージが入っています。私は当時33歳でなんでも出来ると勢いがあった時でした。50周年には54歳、80周年の84歳、100周年には104歳になります。70年後の三郷市がとても楽しみであり、それを見ることができるよう頑張ります!
八潮市制施工30周年記念碑
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
2022年に新庁舎が完成する予定です。
お墓デザインコンクールニューデザイン 受賞
平成16年 お墓デザインコンクールニューデザイン 受賞
「世界の中心で愛を叫ぶ」の映画でカメラマンを担当した篠田昇さんのお墓で、カメラレンズのついたお墓となっています。ファインダーを覗いているイメージを凸の形で表現しています。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
2005年第11回のお墓デザインコンクールのニューデザイン賞を受賞しました。最後に携わった作品で訪れたロケ地の石(庵治石)を使用しています。
熊野神社 改修工事
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
この神社では昭和49年発足当時より八咫烏が代紋として使われています。身近なところでは日本サッカー協会のシンボルマークとしても用いられている八咫烏ですが、天皇の即位の札や礼服の紋章に刺繍として施されており、日本神話に登場する熊野国から大和国への道案内をした導き神として信仰されています。
三郷市商工会創立50周年かいちゃんつぶちゃん石像
平成22年 三郷市商工会創立50周年かいちゃんつぶちゃん石像 三郷市花和田
平成22年10月27日に行われた「三郷市商工会創立50周年記念式典」にて三郷市創立50周年記念事業石像除幕式が開催されました。三郷市商工会の川田会長から三郷市木津市長へ石像の目録が渡されました。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
写真は三郷市役所(庁舎正面玄関左)の石像ですが、同じ石像が三郷中央駅西入口付近にも設置されています。制作に3ヶ月かかりました。石の色々な組み合わせによって造形されたもので、この地域ではなかなかない珍しい製法で作られた石像です。色が異なる4種類の御影石が使われています。
東日本大震災 災害ボランティア参加
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
仕事柄ユニック車を使用しているため、石巻市にユニック車を持ち込み、倒壊した家の片付けやトラックでの運搬に役立ちました。自衛隊やボランティアの方が協力して、災害地のお手伝いをさせていただきました。
吉川ロータリークラブ寄贈
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
記念碑に彫られている、吉川小学校の校歌は130年ほど前に作られたもので、日本で一番古い校歌とされています。
三郷市福島県人会35周年記念碑
平成25年 三郷市福島県人会35周年記念碑
三郷中央におどり公園に設置されています。福島県を代表する山、磐梯山の彫刻が施された記念碑です。三郷市の福島県人会の35年を記念して、この記念碑と福島県三春町の三春滝桜の苗木が植えられました。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
記念碑の裏に福島県人会のメンバーのお名前を彫らせていただきました。これを見てふるさとを懐かしがっていただけるような立派な記念碑をつくらせていただきました。
墨田区 桜土手
平成26年 墨田区 桜土手
関東大震災、戦局悪化、戦後復刻の陰に経済の発展で水質悪化…などにより、ボート競技は姿を消していきました。
しかし、ボート競技がこの隅田川に発祥で全国に広がったことを後世にも伝えなければいけないとボートOB会、ボート関係者の方々が立ち上がり、集まった多くの寄付金によって、立派な記念碑が出来上がりました。
この記念碑には関係者のボートに対する熱い熱い思いが込められています。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
は~るの~、うら~ら~の~、す~み~だ~が~わ~♪
この歌はみなさんご存知の滝廉太郎の「花」という歌です。
実はこの歌は隅田川でボート競技の様子を歌にしています。また夏目漱石や福沢諭吉といった著名人もこの隅田川でボートを漕いだそうです。
橋の上から大勢の観客が応援している様子が伺えます。
ちなみに写真をそのまま石に彫刻しております。こういった彫刻も承っております。
三郷ウェンズデーロータリ-クラブ20周年記念 日本一読書のまち記念碑
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
市役所正面の左側へ設置。「日本一読書のまち」らしく記念碑自体を本のデザインにして宣言文を彫刻し、篠田石材工業も寄付に全面協力しました。
三郷インターA地区土地区画整理事業 竣工記念碑
平成26年 三郷インターA地区土地区画整理事業 竣工記念碑
東京外かく環状道、常磐自動車道、首都高速六号三郷線の結節部にあります。
広域的交通軸を活かした三郷市の流通・業務・工業機能の中心的役割を担うため、土地区画整理事業が進められ、平成21年3月24日に竣功しました。その土地区画整理事業の竣工記念を記した記念碑です。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
約40年前、三郷市立北中学校の通学時代、田んぼしかなかった土地でした。今は、物流・生活環境の起点になり、目覚ましい発展を感じます。
本宿天神社 玉垣工事(北本)
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
各石材店の中より弊社を選んで頂きました、総代役員皆様が会社視察に来てくださり、お手紙を頂き松下幸之助のコメントを頂いた事を思い出します。
令和
三郷ロータリクラブ40周年記念 つぶちゃんかいちゃん 石像寄贈
令和元年 三郷ロータリークラブ40周年記念 つぶちゃんかいちゃん石像寄贈 三郷市新三郷ららシティ
平成22年10月27日に行われた「三郷市商工会創立50周年記念式典」にて三郷市創立50周年記念事業石像除幕式が開催されました。三郷市商工会の川田会長から三郷市木津市長へ石像の目録が渡されました。
代表取締役社長
篠田雅央のコメント
今や若者の街となった新三郷駅前にもかいちゃんつぶちゃん石像があり、三郷に合計3体あります。足元がハートになっており、全部巡ると恋が成就する「三郷のパワースポット」です。
年号 | 人物 | 設置場所 | 出来事 | 写真 |
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令和元年 | – | – | 粉骨機械導入 | – |
年号 | 令和元年 |
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人物 | – |
設置場所 | – |
写真 | – |