三郷インター記念碑完成まで(彫刻編)
7月入りました!2016年も後半戦です。関東は期待したほど恵みの雨は降らないですね・・・
29日に三郷インターA地区の記念碑の除幕式がありまして、脇役というかカメラマンで私も参加しました。
その記念碑が完成するまでと除幕式の様子を断片的にお伝えしていきます。
まずは彫刻前に原稿をつくり、その原稿のままでゴムシートを作成します。(その部分は写真撮ってません)
↑出来上がったゴムシートを貼ります。ちなみにこのゴムシート、3人ががりで貼りました。少しのズレも許されません。
↑貼り終わったら、今度は文字の彫る部分をカッターを使って切り抜いていきます。
区画整理する際にご協力いただいた地権者の方々などのお名前が彫ってあります。
1000文字以上の字を切り抜いていきます。漢字の細かい部分など切り抜き忘れて彫刻してしまうと、大変なことになります。気が滅入る作業です。
もう一つ、三郷市の区画整理に携わった経緯などの説明も彫刻します。これまた滅入る作業です。
↑記念碑のタイトルもあります。薬品を使ってゴムシートに転写します。
大きい字や深く彫る場合は、ゴムシートも厚くなり、転写したあとは彫刻師の原田さんの手作業でカットしていきます。当然、1日では終わりません。しかもズレたらやり直しです。
彫る部分のゴムシートカットが終わったら、いよいよ彫刻です。
↑こちらのサンドブラスターに入れて彫っていきます。扉を開けると
このガンから小さな粒子が勢いよく出てきて、石を削っていきます。ゴムシートは粒子が当たっても削れないので、切り抜いた所だけが削れていくわけです。
この中に入れてしばらくすると、
ゴムシートをはがしていくと
これらの彫刻し終わったのを今度は大きな記念碑にくっつけていきます。
区画整理が計画されて18年の間、地権者の方々のご理解があり、三郷市も大きく生まれ変わりました。
一部写真に加工施してありますが、何十年、何百年と守ってきた大事な大事な土地を、三郷市の為に売却してくださった方々に対する記念碑です。
地権者だけではなくそのご家族のご理解もなければ、住みやすい三郷市に変わることは出来なかったのですから、当社、そして私も三郷市民として、ほんとに数えきれない方々へ感謝申し上げます。
明日はこの記念碑をピアラシティに施工する所をお伝えします。
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