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六道(ろくどう)と仏の世界

8月に入ってから建墓されたお客様から、お盆は何をすればいいか、何を用意しないといけないのか?というお電話が多くなりました。

昔はお寺様にご相談していたものが・・・

今は霊園でお墓を建てて、菩提寺を持たない施主様もいらっしゃいますので、御住職の代わりに石材店がご相談にのる、という時代になってきたのでしょうか。

私共ももちろんご不明な点はご説明いたします。

ただ、100%こうですよ!とは言えません。宗旨宗派、お寺様によってやり方が違うって場合もあるんです。
なので、きちんとご先祖様をご供養したいというのであれば、ご相談できる御住職がいると安心かなと思います。

前置き長くなりましたが、今月はお盆も近くなってきたので、仏事を中心にアップしていきます。所々私のさりげないギャグも取り入れて・・・

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人は死ぬと、あの世に行くと言います。
あの世とは大きく分けて2つ。

仏の世界(浄土)と六道(ろくどう、りくどう)と言われています。

仏の世界は心が善であると認められた人、または六道で修行をした人が仏の浄土に行けるとされます。
実際に私達のいる世界(人間界、人間道)も六道の一つなんですね。

六道輪廻ともいいます。

・天道・・・人間よりも優れ、長生きでき、苦しみの少ない世界。

・人間道・・・我々のいる世界。悩み、苦しみだけでなく、喜び、楽しみのある世界。

・修羅道・・・阿修羅(あしゅら)の世界。戦いや争いが絶えず、常に苦しみや怒りばかりの世界。


(画像はお借りしています)
ちなみに、喧嘩や言い争いが起こることを「修羅場となる」といいますが、このことからきています。

・畜生道・・・虫、草、馬や牛など、本能のみで生きる世界。仏の教えを得ることができず、救われない世界である。

よく悔しいときや相手に苛立った時に「根畜生」「チキショー」って言葉を発しますが、この畜生からきており、本能だけで情を持たない人などに使われます。(お前なんて人間じゃねー!的な)

・餓鬼道・・・餓鬼の世界。地獄の一歩手前で決して満たされることの無い世界。食べ物や水を口に近づけると火に変わり、常に飢えと渇きで苦しみます。

自己中心で他人を助けなかった人、傲慢な人、自分だけ贅沢した人などはこの餓鬼道に落とされると言われます。

・地獄道・・・一番最下層の世界。生き物を殺したりした罪人などに罪を償わせる世界。痛みや苦しみしかない。一度地獄に落ちると餓鬼道にすら行くことも難しいとされ、永遠に苦しまなければいけない。

この六道で修行して、善の心を手に入れたものが、仏の世界にいけるのです。
8月になるとお寺では施餓鬼供養を行います。この施餓鬼供養については、詳しくは次回で。

ちなみに浄土真宗では、死ぬとすぐ仏様の世界(極楽浄土)に行くと教えられてるため、六道の概念はありません。

今日は六道について、簡単に説明しました。

また明日会いましょう、サイナラ、サイナラ、、、サイナラっ

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