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G623に代わる湖南623の紹介

墓石用の御影石として日本でも圧倒的シェアであった中国産白御影石G623の価格高騰により数年前から代替えとなる石種が何個かでていました。今年になって多くの石屋さんからもG623の代わりとして使用していると聞くのが中国の湖南省石種湖南623です。

G623は中国産の白御影として、外柵材を中心に使用量が多く在庫も豊富で安定した供給もあり、全国で使用されてきました。もちろん弊社でも多くの使用実績があります。白と黒と淡いピンクの石目の石種で桜石とも呼ばれる石種です。日本に入り始めたころよりもすでに価格は2倍以上になっていましたが、ここにきて更に金額があがってきました。そのため、新たな石種としてこの湖南623やG500(松山石)が使用されるようになってきました。G500はより黒が多く全体的に青味がかった色味なので、G623に近いのはこの湖南623でしょう。

G623は色味にムラがありましたが、湖南623の方が色味は安定しているようですし、石目も玉が少ないので安定しいます。色はG623より若干濃いと思います。

これを見る限り代替品として使用できそうです。ただし、雨に濡れると比較的色の変化が出てきてしまいます。

外にあった雨上がりの湖南623と、雨に濡れていない湖南623を並べてみました。水を吸うと少し黒っぽくなります。ただし、これはどの御影石にもあることで、この湖南623がおかしいわけではございません。ただ、その中でも水を吸いやすい、吸いにくい、水はけがよいなどあります。また、白御影という分類の中でもより白っぽい石の方が水を吸ったあとの黒味が目立つケースが多いといえます。

湖南623はまだ使用実績が少なく、吸水率や圧縮強度など細かなデータがありません。G623は見掛け比重2.645t/㎡、吸水率0.186%、圧縮強度104.17N/m㎡といったようにデータがあります。そして使用実績があるので、10年、20年経過するとどうなるかがわかります。G623は若干研磨面の荒れが出てきますが、それ以外はスジが出るとかヒビが入るとか、穴があくなどの不具合は非常に少ない良材です。こういったものは湖南623はわかりません。そのため、こういった水を吸いやすいのか、見た目の変化はどうなのかを見ながらでしか判断できません。

先ほどの水を吸った状態の石を見たので、ちょっと実験をしてみました。上の写真はサンプルの湖南623です。

このサンプル石を半分くらい水に漬けてみました。そのまま10分間放置して色味がどのくらいかわるのか。10分程度ではさほど変わらないのかテストしてみます。

10分後、水から出してみました。どうでしょうか。10分で若干色味が変わっています。薄茶色の石目が濃くなっているのが見て取れます。

やはり吸水率は低いとはいえないようです。

更にそのまま10分放置してみました。若干まだ濃いように感じますがほぼ色味は戻っています。水はけは悪くはないのかもしれません。

この水を吸う吸水率が高いと悪いのかというとそういうことはありません。一番大きな変化はさきほどから言っているように見た目の問題です。石は外にあるため、自然の影響を受けます。雨も続いたり、長い年月が経つとなかなか色が戻らなくなったりしてきます。あとは、お花は注意した方がいいです。よくあるのがユリの花の花粉がついてシミになったりもします。ただし、それに吸水率によって石が崩れるとかはありませんのでご安心ください。

過去には大変人気で多く使用していた石が、年月の経過で不具合が出やすいとわかってトラブル対応したこともあります。長く使用する石だからこそ、こういった新石種を使用する際は、保証のある石材店で対応してもらった方がいいでしょう。

弊社は全優石加盟店ですので、10年間のダブル保証がつきます。独自で保証を出している石材店もありますので、その有無は確認してみてください。

今後全国的に使用が増えていくであろう湖南623の紹介でした。

 

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