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浄土真宗の報恩講

松伏町の浄土真宗寺院「善源寺」で報恩講のお手伝いをおこなってきました。

浄土真宗の大切な行事「報恩講」とは

浄土真宗の開祖・親鸞聖人のご命日(11月28日)を中心として行われる行事で、親鸞聖人の33回忌(1294年)に、本願寺第3世覚如上人が「報恩講式」をつくったのがはじまりなっているそうです。その名の通り「恩に報いる集い」が報恩講であり、親鸞聖人のあきらかにしてきた教えを聞き、改めてご恩に報いること、ありがとうと感謝する行事です。

日々の忘れがちな感謝を思い出すこと、これは仏教に限らず大切なことですよね。行事ごとが面倒という感覚もありますが、なにもないと気持ちを改める機会がなくなってしまいます。お正月に書初めをしたり、春に進級・進学があったり、何かしら節目で気持ちをリセットする、入れ替えることって必要に感じます。報恩講もそうで、当たり前に感謝する、先人の教えを思い出すなどの行事は大切なのです。

仏教はわからないと拒絶するのではなく、ご自身の菩提寺での行事ごとに参加して受け入れてみると意外とすんなり入ってくるかもしれません。浄土真宗寺院の檀家さんで、行事ごとに参加したことがない方がいれば、ぜひ一歩踏み出して参加されてみてはいかがでしょうか?

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