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後悔したくない最後の感謝の気持ち

半年前にお墓を生前で建立したお客様からご主人様が亡くなったというご連絡をいただきました。

コロナもあり葬儀の形態が大きく変わり、家族葬、一日葬が大半となった中で通常の通夜、葬儀・告別式を行ったそうです。

実は、葬儀社さんからも今はほとんど家族葬ですと勧められたそうですが断って、2日間の葬式を行いました。

それは子供たちが「お父さんへの感謝の気持ち」だからと言ったからだそうです。

いままでありがとうという気持ちををやれる範囲でやってあげたい。

そして後悔をしたくないからというのです。

オプションであれこれ言っていったら結構お金かかったらしいですが、それでも一度きりの葬儀で後になってああすれば良かった、こうしておけば良かったといいたくないからとがんばったそうです。

お金にかえられないものがそこにはあります。

ご主人は体調が思わしくなく、奥様が事前に動いてお墓を建てましたが、子供たちはお墓は早いんじゃないかと反対したんです。

しかし、今になってみると葬儀もしっかりできて、四十九日で御納骨も行えて準備してくれてありがとうと感謝されたそうです。

お母さんよくやった、と褒められたと伺いました。

お墓を作る時も、生前に作るからと色々とこだわりを持って、なんども打ち合わせを実施しました。

これも、亡くなってからでは慌ただしくできなかったでしょう。

 

お墓にしろ、葬儀にしろ、今は簡略化されていく動きになっています。

葬儀なんていらない、火葬だけしてくれればいい。

死んだら海に撒いてくれればいい。

そういう希望を残す方が増えています。

これは「残された人に迷惑をかけたくない」ということからくるのが大半です。

お金を使わせないこと=迷惑をかけないことなのでしょうか?

もちろん、お墓も葬儀も大きな金額がかかるものです。100万円~200万円くらいかかるのも一般的といえます。

ただ、お墓も葬儀も残された人たちのものなのです。残された人たちがどうしたいかでしかないのです。

お墓はいらない、葬儀は家族葬でいいと皆様が決めたのであればそれもいいと思っています。

樹木葬も、海洋散骨も、一日葬もいいです。けっして悪いことではありません。

ただし安易に金額だけで決めるということだけは避けてください。

金額も含めて、相談して後悔のない選択をしてほしいのです。

葬儀も終わってしまえばなにも残りません。

お墓も埋葬してしまえば、特に機能性もありません。

はっきりいえば気持ちでしかないのです。

ただ、人間として気持ちが、心がないのは寂しすぎると思いませんか。

残された人は自分の心と向き合ってベストな選択をしてください。

そして先立つ人はお金も大切ですが、豊かな心を残してあげてください。

 

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